【グッバイドングリーズ】プレミア上映会に行ってきた{ネタバレなし感想}

アニメ

2022年1月17日の映画「グッバイドングリーズ」プレミア上映会に行ってきたのでネタバレなしで感想を書いていきます。先入観なしで真っ白な状態で見たい方はここでブラウザバック推奨です

声優さんと監督さん

2回目の上映会に当選したので、映画上映前に声優さんと監督さんのあいさつが始まります。
残念ながら、声優の花江夏樹さん(ロウマ役)が新型コロナウイルス濃厚接触者に該当してしまったため、不参加となってしまいました。(泣)(´;ω;`)

梶裕貴さん(トト役)眼鏡姿で登壇して驚きました。花江夏樹さんの思いを背負っていることと、トトが眼鏡キャラだからだそうです。イケメンすぎ!

村瀬歩さん(ドロップ役)は生で声を聴くと改めて本当に成人男性か?ってほど声が透き通っていて唯一無二の声優さんだなぁと感じました。

そして、いしづかあつこ監督ガチファンの私としては、今回生で拝見できて、話も聞けて感激でした。勝手に監督さんは寡黙な方が多いという偏見があったのでとても明るい方で意外でした。声優さんとも仲がよさそうで、微笑ましいトークも展開されていました。

映画の見どころ、キャラクターの名前の由来、アフレコ秘話などを話してくれました。

映画の感想

率直な感想としては、期待外れでした。面白くなかったわけではありませんが、いしづかあつこ監督とMADHOUSEの前作、「宇宙よりも遠い場所」が良すぎたので期待しすぎたという感じです。

個人的な意見ですが、いしづかあつこ監督はテレビアニメに向いているのかなぁと感じました。今回の映画は、物語がかなり詰め詰めで展開が早すぎてキャラクターに感情移入しにくかったです。1クールのテレビアニメでキャラクターをじっくり深堀して描いてくれたらとても良いアニメになったのかなぁと、、、少し残念な印象です。

キャラクター

メインキャラクターは三人の中高生の男の子です。個人的な意見ですが、中高生の男の子にしては「奇麗すぎる」と感じました。三人の会話の内容や人柄など、中高生ならもっと荒々しかったり、下品な側面があったりすると感じ、あまり感情移入できないなぁと感じます。

映像美

映像に関しては最高です。アフレコの時点で絵はほとんど完成していたそうです。さすがMADHOUSEですね。CGの技術が高すぎて手描きとCGの見分けができないレベルです。キャラクターが走り回るシーンなどスピード感があり、いろいろなアングルからキャラクターを映して疾走感がすごいです。空、水、木などたくさんの自然も本当に美しく、どのシーンを切り抜いても美術館に飾れるレベルだと感じました!!

この映画にぴったりな曲だと感じました。
主題歌はもちろん、キャラクターが坂を駆け回るシーンで曲がかかる盛り上がりのシーンが曲の力強さで完成していました。MADHOUSEの映像美に曲がかかり、本当にアニメは総合芸術だと感じました。

最後に

いしづかあつこ監督の「宇宙よりも遠い場所」は、女子高生4人がメインキャラクターで1クールかけてキャラクター一人一人をじっくり掘り下げてとても感情移入できました。
今回のグッバイドングリーズは、メインキャラクターが中高生の男子ということもあり、中高生の男の子ってこんな会話するかなぁと感じ、キャラクターのリアリティに欠け、展開も早すぎて感情移入できなかったので、見終わった後の満足感はあまりありませんでした

しかし、映像や曲は完璧なものを見せてくれたと思います。少年たちの冒険の物語なので最高の映像と最高の曲のロードムービー作品として楽しめます。

2月18日公開ですので是非劇場でご覧ください。

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